【コラム】韓国、2046年には3361万人に…2050年には世界最高齢国になるもよう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.19 13:44
2021年に韓国は合計特殊出生率が0.81人でまた新記録を更新した。1960年には6.16人だったが、1984年2.0人以下の1.74人に、1995年には1.5人、2005年には1.09人まで落ちた後、しばらく反騰したことがある。だが2016年1.16人を基点に、6年間、下落の一途をたどっている。出生数の減少に加えて死亡者数が増え、韓国戦争(朝鮮戦争)でも減少しなかった韓国の人口は2020年(5184万人)をピークに減少に転じた。
出生率の低下は大韓民国の持続可能性に関連し、一時国家的恐怖の雰囲気が醸成されたこともあるが、最近では集団的無感覚状態に陥っているのではないか心配だ。もちろん人口は増えることもあるし減ることもある。しかし、現在のような出生率の持続的低下がもたらす韓国の未来に対する科学的かつ実証的な分析もなく、不安だけを加重するのは望ましくない。韓国統計庁が発表する人口見通し資料を基礎に、人口数の変動に伴う未来韓国の変化の可能性を探ってみるべきだ。