韓国監査院、尹美香問題に刀抜いた…「市民団体の会計モニタリングする」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.12 09:48
監査院が国庫補助金を受けている市民団体の会計モニタリングを実施すると先月25日に政権引き継ぎ委員会に業務報告したと監査院関係者が明らかにした。いわゆる「尹美香(ユン・ミヒャン)スキャンダル」で市民団体の不透明な会計処理問題が指摘されたが、これに対し監査院が刀を抜いたのだ。
監査院は政権引き継ぎ委員会政務司法行政分科の業務報告で「市民団体会計不正関連報告」をしながら「監査院の会計監査専門家が市民団体の会計執行・処理に対するモニタリングをする」という趣旨の計画を明らかにしたという。まず市民団体の国庫補助金事業からモニタリングし、後に市民団体の寄付金までモニタリングを拡大するという計画も報告された。
政務司法行政分科幹事である「国民の力」のイ・ヨンホ議員は中央日報との通話で「文在寅(ムン・ジェイン)政権で市民団体に多くの支援がされたがこれに対する管理はしっかりされていなかった。今後これに対して監査院がモニタリングにより管理するという意味の報告だった」と話した。