法興寺礎石問題に青瓦台「文大統領が文化財庁長に『座ってよいか』尋ねたものの…思慮深くなかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.08 08:40
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻が北岳山(プガクサン)開放記念の登山の途中、法興寺(ポプンサ)跡の礎石に腰掛ける写真が公開され論争が大きくなってから2日ぶりに青瓦台(チョンワデ、大統領府)が謝罪の意を明らかにした。続いて「座ってもよいかどうか文化財庁長に確認した」と強調した。
朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席は7日、MBNのインタビューで「大統領夫妻が青瓦台参謀と共に丁重に礼を尽くす姿もあるのに、大統領が釈迦に対する恭敬や仏教に対する尊重の気持ちは全くそれとは関連がない」とし「不快に感じられた点があったとすれば我々がその問題について思慮深くなかったということ」と明らかにした。
これに先立ち、文在寅大統領はソウル北岳山の法興寺跡を視察した際に法興寺の礎石の上に腰掛けたが、これに対して仏教界から文化遺産に対する尊重がないとの批判を受けた。