寺院跡の礎石を椅子代わりにした文大統領夫妻…文化財庁「価値ない」に仏教界猛反発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.07 15:44
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人が北岳山(プガクサン)の南側探訪路の開放を記念して登山をしている途中に寺院跡地の礎石に座っている写真が公開されて、仏教界を中心に7日現在、論争が続いている。
法興寺(ポプンサ)は新羅真平王(シルラ・チンピョンワン)の時期に創建された寺院だと伝えられている。1960年代、チャンオ僧侶が建立したという記録があるが、68年金新朝(キム・シンジョ)らによる青瓦台(チョンワデ、大統領府)襲撃未遂事件が起きて仏教信者など一般人の出入りが禁止された。現在その場所には建物跡や礎石、瓦片などだけが残っている。