オミクロン株の変異「XE」に続いてまた…タイで新変異株「XJ」感染の疑い例
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.06 09:56
タイでオミクロン株の変異(BA.1)とステルスオミクロン株(BA.2)が結合したもう一つの新型コロナの新たな変異株感染の疑い例が発見された。5日(現地時間)バンコック・ポストなどによると、タイ防疫当局は「XJ」と命名されたこの変異株に30代配達員が感染したと疑われると明らかにした。
最近、一部の国でオミクロン株(BA.1)とステルスオミクロン株(BA.2)が結合した「XE」変異株が発見されて国際保健界を緊張させているが、他の再調合変異株の感染推定例が登場したわけだ。XJはXE株のようにBA.1とBA.2が結合した変異だが、遺伝子構成面でXEと違いがある。
タイ保健省のスパキット医学局長は「XJ変異はフィンランドで初めて発見されたが、該当配達員に対する遺伝子塩基配列分析結果がXJ変異と非常に似ていることが分かった」と説明した。また、「確認のためには情報がさらに必要だ」としながらも「配達員が感染した変異がXJである可能性が大きい」と話した。