2カ月後に控えた韓国型発射体ヌリ号打ち上げ…性能検証衛星の最終試験へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.04 09:02
今年6月に2回目の打ち上げを控えている韓国型発射体「ヌリ号」(KSLV-2)に搭載される性能検証衛星が開発最終段階に入った。
韓国科学技術情報通信部は4日から4日間、性能検証衛星にキューブサットを搭載して衛星開発試験を行うと3日、明らかにした。性能検証衛星はヌリ号の発射性能を検証するために開発された衛星だ。国内で開発された宇宙技術を確認するための搭載体と国内の大学で開発されたキューブサット4基が搭載される。衛星は600~800キロメートルの間の太陽同期軌道で2年間任務を遂行することになる。
キューブサット4基と性能検証衛星は重量が約180キロだ。性能検証衛星には韓国が開発した発熱電池と制御モーメントジャイロ、Sバンドアンテナが搭載される。この装備が宇宙環境で設計通り作動するかどうかを確認することになる。