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ロシア「歴史の泥沼」にはまる…80年余り前の「冬戦争」平行理論

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.03 12:24
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ロシアがウクライナに侵攻して1カ月が過ぎた。当初予想と異なりウクライナが善戦し、ロシアが苦戦して戦闘は続いている。ウクライナとロシアの戦争で再び注目を浴びる戦争がある。「冬戦争」だ。1939年11月30日から翌1940年3月13日まで続いたフィンランドとソ連の戦争を意味する。

領土の割譲を求めるソ連に弱小国であるフィンランドが拒否して起き、フィンランド軍の粘り強い抵抗にソ連軍が苦戦したという点でウクライナとロシアの戦争と非常に似ている。

 
戦争前に当時のソ連外相であるモロトフは「言うことを聞かなければちょっと大声を出せば良く、大声で叫んでもだめなら銃を何発か撃てば良い」と壮語した。しかし実際の戦争でソ連軍はフィンランド軍によって30万人を超える死傷者を出した。フィンランド軍の死傷者は7万人だった。

ソ連軍は戦車と戦闘機、野砲を備えた45万人を動員したが、フィンランド軍は小銃でどうにか武装した30万人がすべてだったのにだ。フィンランド軍はすばやくソ連軍部隊を粉砕し撃破した。さらにフィンランド軍はスキーと射撃に長けた戦士だった。

ソ連軍で有能な将校団は大粛清で消え、話にならない上部の指示に機械的に従う指揮官だけが残った。その上圧倒的な戦力差で戦争は早期に片が付くと考えた末に補給品は10日分も準備しなかった。

フィンランド国民の抵抗の意志も強かった。ソ連軍の爆撃機がフィンランドの都市に無差別で爆弾を浴びせているのに対してモロトフ外相はラジオで「われわれはフィンランド人民にパンを空輸している」と嘘をついた。

するとフィンランド国民はソ連軍の爆弾を「モロトフのパンかご」と皮肉り、ソ連軍の戦車に投げる火炎瓶を「パン代金の代わりのカクテル」と呼んだ。こうして出てきたのが「モロトフカクテル」だ。ウクライナ政府も国民にロシア軍の戦車に対抗できるモロトフカクテルを作るよう促している。

ソ連軍は後に心機一転しフィンランド軍に消耗戦を仕掛けた。手に余ったフィンランドは休戦条約に署名した。当時フィンランドは現在のウクライナとは違い外部からの支援をほとんど受けられなかったためだった。領土を明け渡したが、ソ連に吸収されたりソ連の衛星国として残らず独立を維持した。

その代わりにフィンランドは中立国の地位を選択した。資本主義市場経済を発展させ、ソ連(ロシア)との関係を深めた。また、フィンランド軍はソ連製兵器で武装し、ソ連に反対する放送・図書・映画を独自に検閲するなどソ連の顔色をうかがった。いわゆる「フィンランド化」だ。

フランスのマクロン大統領が戦争開始前にロシアのプーチン大統領にウクライナのフィンランド化を代案として提示したことがある。ところがフィンランドもウクライナとロシアの戦争後に北大西洋条約機構(NATO)に加盟しようという世論が激しいという。

フィンランドとソ連の戦争とウクライナとロシアの戦争の類似性は「歴史は繰り返す」という格言を思い出させる。格言は「一度は悲劇として、一度は喜劇として」という文言が後に続いたりする。

ウクライナとロシアのどちらが喜劇と悲劇の主人公になるだろうか。

イ・チョルジェ/軍事安全保障研究所長

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