平手打ち後に「一線を越えてしまっていた」公開謝罪したウィル・スミス…「トランプみたいだ」批判も(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.29 16:10
「どのような形の暴力も有害であり、相手を傷つける。昨夜のアカデミー賞授賞式での私の行動は許容できず、言い訳できないものだった」。
アカデミー賞授賞式の生中継中にコメディアンで俳優のクリス・ロックの頬を平手打ちして物議をかもした俳優ウィル・スミスがロックに対して28日(現地時間)、公開謝罪した。スミスはこの日、インスタグラムに投稿した長文のコメントを通じて「ジェイダ(妻)の健康状態に対するジョークにとても耐え切れず、感情的に反応した」としながら「クリス、あなたに公式に謝罪したい。私の行動は一線を越えてしまっていたし、間違いだった」と綴った。「私は今も成長中だ」と自粛した。しかしハリウッドを大きく揺さぶった暴力事件がそう簡単には鎮まらないものとみられる。
前日、米国LAドルビー・シアターで開かれた第94回アカデミー賞授賞式に主演男優賞にノミネートされて出席したスミスは、別の部門のプレゼンターとして壇上に上がったロックが妻のジェイダ・ピンケット・スミスの丸刈りについて「『G.I.ジェーン2』(丸刈りの女性兵士が登場する映画)を見るのが待ちきれない」とジョークを飛ばすと、壇上に乱入してロックを平手打ちした。ジェイダは2018年に公開した自己免疫疾患による脱毛症によって丸刈りをしていることが知られている。