「北朝鮮ICBMは火星15型の改造バージョン…発射映像も改ざんしている可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.29 14:41
北朝鮮が24日に試験発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)は「火星17型」(射程距離1万5000キロメートル)ではなく「火星15型」(射程距離1万3000キロメートル)と推測されると米当局者が明らかにした。28日(現地時間)、ワシントン・ポスト(WP)によると、この当局者は「(北朝鮮が先週発射したミサイルは)火星15型を改造したバージョンで、2017年よりもさらに高く、さらに遠く飛行するように改造された」と話した。これに先立ち、北朝鮮は今回発射したICBMが新型ICBM「火星17型」だと主張した。火星15型は火星17型の旧型バージョンで、北朝鮮は2017年を最後に火星15型を試験していない。
27日、韓国軍関係者も「韓米当局は火星15型を発射した可能性に重点を置いている」と話した。米国偵察衛星などで収集した情報によると、今回探知したミサイルはエンジンノズルの数が火星17型(4個)ではなく火星15型(2個)と同じで、1段目のエンジン燃焼時間も火星15型に近い。