北朝鮮「火星17型発射した」とするが…韓国軍当局は火星15型と推定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.28 06:53
北朝鮮が24日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)で射程距離1万5000キロメートルを持つ「火星17型」を発射したとし映像まで公開した中、韓国軍当局は射程距離1万3000キロメートルの火星15型の発射と事実上結論を出し軍内外で議論が起きている。
北朝鮮が先月27日と今月5日、16日の3回にわたり試験発射したミサイルと今回平壌(ピョンヤン)の順安(スンアン)空港から発射したミサイルは異なるというのが軍当局の説明だ。韓国軍関係者は27日、「韓米当局がさまざまな可能性を残して精密分析しているが、現時点では火星15型発射の可能性にウエイトを置いている」と話した。火星17型の試験発射に失敗した北朝鮮がICBMの性能向上を誇示するため欺瞞戦術を使っているということだ。