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上海から北朝鮮女性労働者20人が集団脱北…北朝鮮、1カ月間追跡中

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.22 10:53
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中国上海に派遣されていた北朝鮮女性労働者と担当支配人が集団脱北した情況が捉えられた。北朝鮮当局は中国と協調の下に追跡中だが、1カ月が過ぎても彼女らを探せずにいる。

現地時刻で21日、ラジオ・フリー・アジア(RFA)の報道によると、中国大連のある対北朝鮮消息筋は「先月中旬、上海の衣類会社で働いていた北朝鮮女性縫製工が新型コロナ防疫のために隔離されていている間、集団で姿を消す事件が発生した」と伝えた。

 
この消息筋は「消えた女性労働者は20人で、管理・監督責任者である支配人もともに消えた。彼女らを雇用した中国会社社長が支配人に電話したが、電話を出なかったため宿舎に訪ねて行ったところ、人々が消えたことに気付いた」と説明した。

消息筋によると、失踪の便りは直ちに北京北朝鮮総領事館に報告された。これを受け、総領事館が中国公安に協力を求めて国境へ向かう鉄道駅や国境警戒所を中心に彼らの行方を追っているが、1カ月が過ぎても消えた人々の行方は探せずにいる。

北朝鮮側は彼女らが集団脱北した可能性が大きいと見ている。消息筋は「彼らが現在東南アジアにいるのかすでに韓国に入国したのか調べるために、北朝鮮領事館側が超非常状態で急いで動いている」と伝えた。

中国丹東のある対北朝鮮消息筋は「上海は都市の規模が大きく人々が混雑しており市内から離れるのに有利だが、列車に乗ろうがバスに乗ろうが戸口簿(身分証確認)を提示してこそ列車切符を切って移動することができる」とし「北朝鮮労働者と支配人がまだ逮捕されたという便りがないことから案内者を前面に出した企画脱北とみられる」と話した。

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