ロシア軍が捨てたウラガンロケット、ウクライナが活用して発射
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.22 10:06
ウクライナ軍の抗戦でロシア軍の首都キーウ(キエフ)進入が阻止されている中、ロシア軍が捨てた武器がウクライナの軍事資源として再活用されている。
CNN放送は21日(現地時間)、ウクライナの首都キーウで民間人がロシア軍が捨てた武器を改造し、後方で支援している姿を報じた。キーウ市民のゴロドウ氏(69)は「昨夜はロシア軍のウラガンミサイル24基を国軍に渡し、国軍はそのミサイルをロシア軍に向けて発射した」とし「ロシア軍から得たすべてのものをウクライナ軍隊に渡す」と話した。
ソ連時代に海軍で勤務したゴロドウ氏は現在、キーウの屑鉄処理場でロシア軍が捨てた軍事装備を活用するための整備所を総括している。ゴロドウ氏の作業場ではエンジニア出身者と自動車整備工、溶接工などボランティアメンバーがチームを組んで、確保したロシアの武器を修理して軍隊に提供している。戦争前の自動車整備所が「武器工場」に変わったのだ。首都キーウのエンジニアが技術を生かしてロシア軍が捨てた武器を改造し、国軍武器で改造するのに参加している。