米中間選択を強要される韓国…「ピボットステート」になってほしい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.17 11:33
全世界は米中葛藤の影響から抜け出すことはできない。米国と中国に挟み撃ちされている韓半島(朝鮮半島)はなおさらだ。韓国は2017年THAAD(高高度ミサイル防衛)の配備による中国の「報復措置」を体験し、米中ゲームの絶対的な影響力を経験した。
5月10日発足する新政府の立場では中国が米国主導の北東アジア同盟構造で韓国を「弱い輪」に認識する点に対する対応策が必要だ。状況が発生してから対応する方式から抜け出して先制的に行動し、選択の幅を広げていく「戦略的柔軟性」を発揮する必要がある。新しい戦略と原則を発掘して地政学的な中枢国家(ピボットステート)として位置づけなければならない。
このため、世代と政治的傾向を超越して国民的合意を形成することができる価値を韓国外交原則として確立することで「安米経中(安保は米国と、経済は中国と協力)」と戦略的曖昧性の枠組みから抜け出す必要がある。米中間主な懸案別に「カスタマイズ型対応策」が必要だ。