「言葉より行動が重要」ブリンケン長官、中国にロシアへの侵攻糾弾を要求
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.08 15:12
世界主要2カ国(G2)の米中外相がウクライナ戦争の長期化にもかかわらず、相互非難戦を続けた。
トニー・ブリンケン米国務長官は7日(現地時間)、リトアニアのガブリエリウス・ランズベルギス外相と会談後の記者会見で、中国に向けて「言葉より行動が重要」とし、ウクライナを侵攻したロシアへの糾弾を促した。リトアニアは、台湾との交流を拡大し、中国の経済報復に苛まれている。
ブリンケン長官はこの日、「北京は国際秩序維持・安定・主権尊重の重要性を多く語っている」とし「しかし、ビルニュス(リトアニア首都)への圧力からウクライナの主権と領土保全を明確に違反したモスクワを糾弾しないことまで、北京の行動は言葉よりはるかに大きな声で物語っている」と述べたと米国務省がホームページで公開した。ブリンケン長官は中国の経済報復に苛まれるリトアニアのために6億ドル(約693億円)を支援したとし、「半導体と生命工学のように中国の措置により最も大きな打撃を受けた分野のリトアニア企業を支援する」と約束した。