<韓国大統領選>選管、今度は記票された5万枚のずさんな保管が議論に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.08 08:46
富川市(プチョンシ)選挙管理委員会で7日、郵便投票箱にあるべき管外事前投票郵便物5万通ほどが事務局長室のプラスチック箱の中に入ったまま見つかった。見つかった管外事前投票郵便物は4~5日に記票した用紙と推定される。事務局長室の防犯カメラは紙で覆われていた。公職選挙法第176条によると、郵便投票箱・事前投票箱は映像情報処理機器が設置された場所に保管しなければならない。投票箱に入れる前の郵便投票物に対しては別に規定がないが、防犯カメラをふさいだまま保管したのは違法の素地がある。現場を確認した野党「国民の力」の関係者は「だれかがその気になれば不正行為ができるほど管理がお粗末だった」と批判した。与党「共に民主党」からも「安易だ。法に基づき安全に投票用紙を管理すべき選管がこれを放棄した点はいかなる弁解も通じない」(パク・チャンデ選対委首席報道官)という批判が出てきた。選管関係者は「管外郵便投票物は立会人の立ち会いの下でだけ投票箱に入れるため通常は特定の場所にしばらく保管し当日午後に投票箱に入れる」と説明した。
「国民の力」はこの日、済州(チェジュ)選管の事務局長室でも管外郵便投票用紙が見つかったと主張した。