<韓国大統領選>投票所当たり感染者20人? 数百人が集まった…選管委、未曾有の大混乱
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.07 09:02
事前投票の管理不良問題で中央選管委が批判されている。国会政治改革特別委員会の「共に民主党」関係者は6日、「新型コロナウイルス感染者と隔離者の参政権保障に向けた選挙法改正案議論過程で与党は『本投票日3時間延長』を主張したが、選管委からは本投票日に1時間30分だけ延長し、事前投票2日目に時間延長せず感染者・隔離者の空間だけ分離して投票すれば良いと主張した」と話した。この関係者は「選管委が非常に自信のある態度を見せて従う方向で決まった」と説明した。
選管委の「自信のある態度」は先月9日に開かれた国会政治改革特別委議事録の各所で現れた。当時民主党のホン・ジョンミン議員は「感染者・隔離者の参政権行使にかかる時間がどれだけになるのかが心配だ。100万人の分散はしっかり調整されているのか」と尋ねた。これに対し選管委のキム・セファン事務総長は「感染者・隔離者100万人のうち20万人がソウルにいると仮定して、事前投票率を30%で見れば投票所当たり20人程度に分散する。選挙時に測定してみたら1人当たり所要5分以内とされたので最大40分程度あればできる」と話した。続けて「偏差をプラス100%としても40人だが1時間以内で投票管理が可能だろう。心配することは大きくない」と話した。