韓国の暗号資産時価総額55兆ウォン、10億ウォン以上保有の暗号資産富豪4000人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.02 10:21
韓国で取引される暗号資産の時価総額が昨年末基準で55兆2000億ウォン(約5兆2740億円)に上った。現代自動車の昨年末終値基準時価総額44兆6570億ウォンより大きい。実名認証を完了した利用者は558万人だ。暗号資産を10億ウォン相当以上保有する人は4000人だ。韓国の取引所に上場された暗号資産は1257種類だった。取引所間で重複上場された暗号資産を除くと623種類だ。
金融情報分析院(FIU)は1日、「21年度下半期暗号資産事業者実態調査結果」を発表した。政府次元で行われた初めての暗号資産関連実態調査だ。申告を完了した24の取引所を対象に進められた。このうちウォン建て取引が可能な取引所はアップビット、ビットサム、コインワン、コービットの4カ所だけで、残りの取引所は暗号資産間取引だけ可能だ。
昨年末基準で暗号資産取引所に登録した利用者数は1525万人(重複含む)と集計された。アップビットなどウォン建て市場利用者数が1340万人、暗号資産建て市場利用者数が186万人だ。ただ顧客確認義務を完了し実際に取引が可能な利用者は558万人だ。登録利用者の3人に1人となる36.6%だ。