出生率0.81人…20年で出生児数が半減、人口災害迫る=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.23 13:45
また過去最低だ。韓国の出生児数26万500人、合計出生率0.81人、いずれも前例のない水準に下がった。「人口災害」が現実化したという分析まで出ている。死亡者が出生児より多い「デッド・クロス」の幅はさらに大きくなった。状況は世界で最も良くない。見通しも暗い。
◆出生児、20年前の半数にも満たず
23日、韓国統計庁が発表した「2021年出生・死亡統計」によると、昨年の出生児数は26万500人で、前年度(27万2300人)より4.3%減少した。20年前の2001年(55万9934人)と比べると、その半数にも満たない。出生児は2017年に初めて30万人台に落ちた。2020年には30万人も下回り、昨年は更に減少した。