大韓航空とアシアナ航空の合併承認…10年間にドル箱26路線の発着枠返却が条件
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.22 17:31
大韓航空とアシアナ航空の企業結合が条件付きで承認決定された。公正取引委員会は22日、大韓航空のアシアナ航空株式取得を承認しながらいくつかの条件を掲げた。ロサンゼルス、ニューヨーク、バルセロナ、ロンドンなど国際線26路線のシェアを減らす措置を取るよう求めた。こうした措置が終わるまでは運賃を上げられないようにした。
◇シェア50%超える路線制限
公取委の趙成旭(チョ・ソンウク)委員長はこの日午前の会見で、「国際線26路線、国内線14路線で運賃引き上げなどの競争制限が発生する恐れがあると判断した。該当路線は結合後にシェアが100%で独占となったり集中度が非常に高くなる」と明らかにした。これら路線に対して持っている2つの航空会社のスロット(発着枠)と輸送権を再分配する必要があるというのが公取委の結論だ。