韓-イランを邪魔していた「凍結資金」解消なるか…JCPOA再建、残るは「イランの決断」のみ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.17 16:02
韓国とイラン間の慢性的な葛藤要素であり、昨年イラン革命防衛隊が韓国の商船「韓国ケミ号」を拿捕した原因に指定されている凍結資金問題が近く解消されるだろうとの見方が出ている。オーストリア・ウィーンで行われているイラン核合意(JCPOA)再建交渉の妥結が可視圏内に入りながらだ。
国連安全保障理事会常任理事国であるP5(米国・英国・フランス・中国・ロシア)およびドイツはオーストリア・ウィーンでイランとJCPOA再建を巡る最終交渉を行っている。核合意を巡る各論に対しては相互異見が相当部分解消された状態で、イランの「最終決断」だけが残された状況だという。
外交消息筋は「交渉は最後まで進んではじめて最終結果が分かるが、現在の状況であれば、今月中に肯定的な方向で最終的な結論が出る可能性が高い」とし「イランと米国の間の『終盤での気力の戦い』が残っているが、これも解消されるだろうというのが交渉国の意見」と話した。