株価は急落、業績はショック…韓国ゲームの好シーズンは終わりなのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.16 11:16
ゲーム業界が危機の真ん中に立った。昨年アーニングショック水準の業績を記録した企業が多く、株価が急落する会社も相次いでいる。資本市場がゲーム会社を見る「ゲームの法則」が変わったという分析が出ている。
中央日報が15日に国内売り上げ上位のゲーム会社10社(ネクソン、ネットマーブル、NCソフト、クラフトン、カカオゲームズ、パールアビス、カムツス、ウィメイド、デヴシスターズ、ウェブゼン)の業績を分析したところ、昨年の売り上げは合計12兆7413億ウォンで前年の11兆6860億ウォンより9%増加した。カカオゲームズなど6社の売り上げが増えたためだ。営業利益は総額2兆8161億ウォンで1年間に19%減った。カカオゲームズ、ウィメイド、デヴシスターズの3社を除いた7社で営業利益が減少した。
ゲーム会社の株価下落幅はIT業界でもとりわけ大きかった。NCソフト、クラフトン、ウィメイドなどは株価が最高値より半減した状態だ。実際に売り上げ上位10社の時価総額は15日終値基準73兆5870億ウォンで昨年末の94兆3548億ウォンから22%減った。同じ期間に韓国総合株価指数(KOSPI)は10.1%下落した。期待を先に反映する証券市場の特性上、ゲーム業の未来に対する否定的な見通しがそれだけ多いという意味だ。