韓国裁判所「大統領府、金正淑夫人の服・靴代を公開せよ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.11 08:18
文在寅(ムン・ジェイン)政府が非公開することにした青瓦台(チョンワデ、大統領府)特殊活動費支出の内訳と金正淑(キム・ジョンスク)夫人の品位維持のための服代など儀式費用を公開しなければならないという判決が言い渡された。
ソウル行政裁判所行政第5部(部長判事チョン・サンギュ)は10日、韓国納税者連盟が大統領秘書室長を相手取って情報公開拒否処分を中止せよ」として提起した訴訟で原告一部勝訴判決を言い渡した。裁判所は青瓦台秘書室が2018年7月情報非公開を決めた処分を取り消し、一部情報を納税者連盟に公開するようにした。「一部勝訴」だが、個人情報を除いた情報を全部公開することを求めたものだ。訴訟費用も青瓦台秘書室が負担するようにした。
連盟側が求めた情報は▼大統領就任後、今まで特別活動費支出内容の支給日時、支給金額、支給理由、受給者、支給方法▼金正淑夫人の衣装・アクセサリー・靴など品位維持のための儀式費用に関連した政府の予算編成金額および支出実績▼2018年1月30日青瓦台で長官・次官級が集まった席で提供した弁当価格--などだ。これは当時、弁当が有名ホテルが作った9万ウォン(約8700円)台の「皇帝弁当」という批判が浮上したことによるものだ。当時、青瓦台は「事実でない」と疑惑を否認したことがある。