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【中央時評】2022:政治の大転換、国の大転換=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.10 17:41
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個人と国、人類と世界、地球と自然がいずれも重大な山場を迎えている。だれもが語る世界史的・文明史的・地質学的大転換だ。その上この大転換は一度に押し寄せている。

最初は自然の大転換だ。最悪に突き進む気候・環境危機だ。2番目が技術の大転換だ。IT、ロボット、医薬、AIをはじめとする科学技術の大飛躍だ。3番目が世界の大転換だ。中国の再浮上と米中対決時代をいう。4番目に個人の暮らしの大転換だ。人類は個人と国の間にいまよりもっと大きなつながりと隔離、もっと大きな同時性と格差性、最高の経済発展と最悪の個人差・不平等をともに見せたことはなかった。

 
この大転換に対処する第一の単位は国で、国の政治だ。個人と世界と人類の大転換にまともに対処するための要諦として「政治の大転換」を通じた「国の大転換」を注文したい。そうでなければわれわれは前に進むどころか、ここで止まるか後退してしまうだろう。韓国の大きさに照らして経験と準備、リーダーシップと知識が大きく不足した現在の大統領候補らが、誤った制度により、低い得票率にもかかわらず、現在のようにすべての権力を個人1人とひとつの陣営が独占する時、この共同体はどうなるだろうか。さらに韓国は最悪の対立国だ。

解決法は連合・連立・共同・統合政権の樹立だ。最も良い国を夢見た先賢の最高国家方略である執中立賢をいう。派閥と陣営が会って重用と統合を選べば知恵と賢策はついてくる。近代最高の政治理論家は自国に完璧な共和国を超え永遠の共和国を立てる夢を見たことがある。完璧と永遠に向けた要諦は国のすべての部門間の要求とニーズを、権限を分けて持っている代表を通じて正しく反映し派閥と敵対を統合するということだった。

現代の国は、権力独任による恒久的対立の沼に落ちており、連立と連合が可能な政治と憲法を持った後にはじめて過去とは完全に異なるように妥協を通じ最高の先進・議会・民主・福祉・文明国へと跳躍していった。その上最高の議会民主主義と連立・連合国家は過去ほとんどすべて専制君主国家だったという点で、韓国の政治文化に照らして連立と連合、議会主義は合わないという虚言は全く虚構だ。

韓国はこれまで安保国家・発展国家・民主国家時代の間に高い対立と対決を通じて生き残り走って発展してきた。古典政治学のある中心理論である対立の生産的機能をいう。もう次の段階に移ろう。安定国家・福祉国家・公平国家は反対に対立の破壊的役割に注目し、そして妥協の生産的でありながら持続的な役割と効果に着目した産物だった。

誤った権力体系により一個人と機関が、この大きな国の防疫・科学・技術・気候・環境・福祉・教育・労働・ジェンダー・経済・外交・安全保障・国防・法律・行政を上から独任掌握するのは話にならない。現在の大統領個人の権力を分散し、国会・内閣・閣僚と分け合わなくてはこの大きな国の問題はまともに扱うことはできない。現在と過去の3~4人の大統領からわれわれはその実状を明確に見なかっただろうか。より多くの(失敗)事例を見たいのか。

権力分散と政治連合は輝く3人の子どもを生み出す。政治的妥協と安定、分野別最高性と専門性、そして国政の持続性と信頼性だ。最高の果実だ。一市民として弾劾事態直後に国と政府と国民の同時成功に向け切実に訴えた、しかし積弊清算基調によって失敗した提案を再び提起してみる。前の2つは政治で、後の2つは制度だ。前者から後者に進もう。

最初に最小議会主義として立法連帯と政策連帯だ。現議会の基本的な反民主的非比例的議席構成を考慮すると国民の意思の本来の均衡を尊重しなければならない。2番目に連立・連合・共同・統合政権構成だ。小連立政権・中連立政権・大連立政権を含めすべての範囲の連合政権を積極的に試みるべき。完全に歪められた大統領の権力を考慮すると連合政権は必須だ。3番目に選挙制改革だ。得票数のままに議席と権限を持つ代表性と比例性の実現だ。4番目に権力分立・権限分散に向けた憲法改革だ。

権力者は、連合政治は責任政治でないと主張する。虚偽の主張だ。連立・連合こそ責任政治だ。民主共和国・議会主義とともに登場した「責任(性)」の概念は「結果に再び、すなわち本来の通り反応する」という話だ。得票が40%なら本来の民心ほど権限を行使し残りは下ろすのが責任政治だ。韓国は1%だけ勝っても100%権力独占だ。どんな先進民主国家も1%勝っただけで韓国のようにたったひとつの部門に政策決定権・予算権・人事権・監査権・法律案提出権・憲法発議権を付与する国はない。

多元性・人権・自由・参加・福祉・平等に対する国際比較を見れば、大統領制よりは準大統領制と議会制がはるかに良い指標を見せる。同じ制度であっても独任政権と連立政権は大きな差を持つ。前者が制度と体制の領域ならば、後者は政治と人物の領域だ。2つとも大きく変えよう。政治と憲法の大転換を通じて、国と暮らしを大転換しよう。必ずやってみよう。

パク・ミョンリム/延世(ヨンセ)大学教授・政治学

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