<北京五輪>43位の選手がなぜ聖火リレー最終走者? バイデンに反撃する習近平の「術策」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.07 10:22
中国が北京冬季五輪の開会式で聖火リレーの最終走者としてウイグル族の選手を出した。ウイグル族の人権弾圧などを理由にした西側諸国の北京五輪外交的ボイコットをものともしない姿を見せて力を誇示したものという分析が出ている。
◇最終走者にウイグル族選手、力誇示した中国
4日に北京国立競技場で開かれた開会式の聖火リレー最終走者は女子スキークロスカントリー選手のディニグール・イラムジャン選手と男子スキーノルディック複合に出場する趙嘉文選手だった。イラムジャン選手は新疆ウイグル自治区アルタイ市出身のウイグル族だ。彼女は5日にスキークロスカントリーの女子スキーアスロンに出場し、65人中43位を記録するほどメダルが有力な有名選手ではない。