韓国コロナ感染者、近く一日10万人も…政府「インフルエンザと似た管理を検討」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2022.02.05 13:29
韓国国内で一日の新型コロナ新規感染者数が1カ月以内に10万人を超えるという見方が出ている。こうした中、政府は新型コロナを季節性インフルエンザのように管理することを検討している。4日0時基準で一日の新規感染者数は過去最多の2万7443人となった。先月26日に初めて1万人を超えた後、1週間で3倍に増えた。5日0時基準では3万6362人まで増加した。検査陽性率は約10%と、1週間前の2倍に上昇した。10人が検査をすれば1人は陽性ということだ。
こうした状況で防疫当局はこの日、「感染者が増加しても現在のように重症・致命率などが安定的に維持され、医療体系の余力が十分である場合、季節性インフルエンザと似た日常的な防疫・医療体系への転換の可能性を本格的に検討する」と明らかにした。「条件を満たせば」日常回復(ウィズコロナ)再推進を検討する、とも伝えた。しかしオミクロン株がピークを迎えていない中で政府が性急に動いていると、専門家らは指摘している。わずか10日前まで政府は今回の流行のピークを3万人線と見込んでいたが、半月も経たないうちに崩れた。「一日10万人感染説」が現実化する可能性がある。