北京五輪中にも挑発か…今年すでにミサイル10発発射の北朝鮮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.28 15:57
北朝鮮が28日、対内外メディアを通じて、25日と27日にそれぞれ長距離巡航ミサイルと地上対地上戦術誘導弾の試験発射を行ったと明らかにした。5日に極超音速ミサイルと推定されるミサイルを発射してから22日間で6回・計10発にのぼる。北朝鮮の最大友好国である中国の北京冬季オリンピック(五輪、2月4-10日)開幕が目の前に近づいた中、北朝鮮がミサイル発射を継続するかどうかが注目される。
特に故金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日「光明星節」(2月16日)は五輪期間中だ。今年は80回目の誕生日となり、北朝鮮はこれを大々的に記念する計画だ。韓国軍と情報当局がすでに閲兵式(軍事パレード)の動きを把握した中、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が北京オリンピック(五輪)を対内外的リーダーシップ回復の機会とする中国を考慮するかに関心が向かう理由だ。