韓国、昨年の産業生産4.8%↑…11年ぶりに最大幅増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.28 14:04
昨年韓国の産業生産が1年前より4.8%増加したことが分かった。2010年(6.5%)以来11年ぶりに最大幅だ。また、消費も2010年以降最も大きい幅に増えた。設備投資は2017年(14.4%)以降最大の上げ幅である9.0%となった。
統計庁が28日発表した「2021年12月および年間産業活動動向」によると、昨年全産業生産(原指数・農林漁業除外)は前年より4.8%増加した。鉱工業生産は1年前より6.9%増加した。サービス業生産は4.3%増えた。
消費動向を示す小売り販売額は5.5%増加した。これは2010年(6.7%)以来最大の増加幅だ。企業が未来に対応して機械・設備を購入する設備投資は前年比9.0%増加し、2017年(14.4%)以来最も大きな上げ幅を見せた。
昨年12月全産業生産(季節調整済指数・農林漁業除外)は1.8%増加した。
昨年全体産業生産は1月(-0.5%)減少したが、2月(2.0%)、3月(0.9%)に上昇傾向を見せた。4月(-1.3%)と5月(-0.2%)に減少して6月(1.6%)には増加傾向に転じたが、7月(-0.7%)と8月(-0.1%)再び減少した。9月(1.1%)には3カ月ぶりに増加し、10月には(-1.9%)減少したが、11月(3.3%)から上昇した。小売り販売は2.0%増え、設備投資は0.4%減少した。
統計庁のオ・ウンソン経済動向統計審議官は「生産と支出いずれも前月より改善されると同時に景気が回復傾向を続けた」と評価した。