バイデン大統領「プーチン大統領も制裁」…米国の対戦車ミサイルがウクライナに到着
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.27 07:28
米国のバイデン大統領が25日、ロシアがウクライナを侵攻する場合にはロシアのプーチン大統領個人を制裁することを検討すると明らかにした。バイデン政権はロシアに経済・金融制裁と北大西洋条約機構(NATO)次元の軍事対応を警告したのに続きプーチン大統領個人に対する制裁まで言及し圧力レベルを上げた。
バイデン大統領はこの日、記者から「ロシアがウクライナを侵攻する場合、プーチン大統領に直接制裁するか」との質問を受け、「そうだ。それを見ることになるだろう」と答えた。ロイター通信は米国の海外首脳直接制裁は珍しいが、前例はあると指摘した。現在もベネズエラのマドゥロ大統領、シリアのアサド大統領が制裁を受けており、リビアのカダフィ大佐も生前に制裁対象だった。
バイデン大統領は準備態勢強化を命令した米軍8500人のうち一部が近く欧州に移動するかもしれないとし、「これはNATO作戦の一部であるだけで米国単独の作戦ではない」と強調した。バイデン大統領は「米軍がウクライナに移動することはないだろう」としながら米国が単独でウクライナに派兵する可能性は排除した。