習近平氏、2年ぶりに外賓迎える…五輪外交第1号はバッハIOC会長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.26 16:04
25日、中国の習近平国家主席が北京釣魚台国賓館で国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と会談したと中国中央テレビ放送がこの日報じた。
バッハ会長は、2020年1月28日に習主席が世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長と北京人民大会堂で面会して以来、24カ月ぶりに会った外賓だ。習主席は2020年11月、カンボジア国王夫妻と北京で面会したが、当時の面会は周恩来前首相(1898~1976)が贈った北京の住まいに国王が3カ月間留まった後に行われた。また、昨年4月に習主席が29カ国の新任駐中大使から信任状を渡される際に団体で大使らと会ったが、全員厳格な隔離を経た後だった。習主席は2020年1月ミャンマー訪問を最後に、24カ月間、海外歴訪を中断している。
中央テレビのメインニュース「新聞聯播」の画面は医療用N95マスクをしたバッハ会長が中国の国旗がプリントされたマスクをした習主席と1.5メートルほどの距離を置いて記念撮影をする場面から、テーブルに向き合ったまま習主席とバッハ会長だけマスクを取って会談する場面に移った。握手や挨拶の場面はなかった。香港明報は26日、「今年の冬季五輪の防疫が直面した最大の試練は競技のクローズド・ループ管理よりも習近平の健康を保障するところにある」と指摘した。バッハ会長も北京到着後3日間隔離した後に習主席に会ったと聯合ニュースは報じた。