中朝貨物列車の運行再開後…物品配分めぐり党・軍・内閣「葛藤」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.26 09:49
北朝鮮が平安北道新義州(シンウィジュ)-中国丹東の間の貨物列車運行を再開した中、列車で輸入した貨物の配分をめぐり労働党、軍部、内閣間の葛藤が表れていると、ラジオ・フリー・アジア(RFA)が24日(現地時間)報じた。
RFAは平安北道(ピョンアンブクド)貿易機関の情報筋を引用し、「中国産の生活必需品が毎日、(新)義州駅に入ってくるが、一度に運行する列車の貨物室が13-17両に限定されていて、各機関所属の貿易会社幹部が1両でも多く確保するために力比べをしている」と伝えた。
この情報筋は「列車の貨物室の配分は中央党が直接掌握しているが、党機関、第2経済委員会(軍需経済)と軍部傘下貿易会社に優先的に配分している」とし「内閣傘下の貿易会社は配分を受けていない」と話した。