NATOの指揮で米空母打撃群が訓練…ロシア対応
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.26 08:05
バイデン米大統領が24日(現地時間)、フランス・ドイツなど欧州の同盟の首脳らと80分間ほどオンライン形式で会談し、ロシアのウクライナ攻撃阻止および攻撃時の対応策について議論した。
こうした外交努力とは別に、米海軍のニミッツ級原子力空母「ハリー・トルーマン」などがこの日、NATO(北大西洋条約機構)の指揮の下、地中海一帯でロシアのウクライナ侵攻に対応した大規模な海上訓練に入った。ホワイトハウスとNATOは米空母打撃群が冷戦後初めてNATOの指揮・統制下で訓練を始めたと明らかにした。米国防総省は米軍8500人に対し、有事の際、欧州のNATO即応部隊(NRF)に直ちに合流できるよう非常待機命令を出した。
ホワイトハウスはこの日、「(指導者らは)ウクライナ国境でロシアの戦力が強化されることへの持続的な懸念を再確認し、ウクライナの主権と領土保存に対する支持を表明した」と明らかにした。続いて「首脳らは現在の緊張状態を外交的に解決しようという共同の熱望を強調した」とし「ロシアに深刻な結果と経済的コストを負わせるための準備を進める」と公開した。