サッカー韓国女子代表が２０２２アジアカップグループリーグで２連勝した。

コリン・ベル監督が率いる韓国は２４日（韓国時間）、インド・プネで行われたグループリーグＣ組第２戦でミャンマーに２－０で勝利した。イ・グムミン（ブライトン）と「池メッシ」池笑然（チ・ソヨン、チェルシー）がゴールを決めた。２１日の初戦でベトナムに３－０で勝利した韓国は２連勝。

日本は第１戦でミャンマーに５－０で完勝し、第２戦でベトナムに３－０で勝った。韓国は２７日、グループリーグ最終第３戦で日本と組１位をかけて対戦する。

今大会には２０２３年オーストラリア・ニュージーランド女子ワールドカップ（Ｗ杯）出場権がかかっていて、５位以内に入る必要がある。１２カ国が３つのグループリーグを行い、各組１・２位と３位チームのうち成績が良い２チームが８強トーナメントに進出する。

この日も韓国代表は数人の選手が抜けた。開幕直前に新型コロナに感染した主将キム・ヘリ（仁川現代製鉄）は先発メンバーに入り、共に感染したＭＦパク・イェウン（慶州韓水原）、チョ・ミジン（高麗大）は回復して交代メンバーに入った。しかしＧＫユン・ヨングル（韓水原）は新型コロナ感染で２試合連続エントリーから外れ、ベトナム戦で先発したヨ・ミンジ（韓水原）が追加で感染して欠場した。

試合は後半戦に決まった。０－０の後半５分にイ・グムミンが先制ゴールを決め、後半３５分に池笑然がヘディングで追加点を挙げた。池笑然は今大会２試合連続ゴールで、韓国選手のＡマッチ最多得点記録を６２点に伸ばした。

池笑然は試合後のインタビューで「毎試合目標の勝ち点３を積み上げて、日本との１次リーグ最終戦が残っている」とし「もう日本戦にだけ集中して組１位でベスト８に進出したい」と意欲を見せた。続いて「日本は前回のアジアカップ優勝チームで、良いチーム。私たちとは良いライバルで、モチベーションになる」と語った。

池笑然は「私たちも今大会でＷ杯出場権を獲得するだけでなく、優勝をするために日本、オーストラリア、中国に勝とうという気持ちで来た」とし「日本戦が良い試合になることを期待している」と話した。