<韓国国産戦闘機KF-21>KAIの最大関心事はKF-21海外販売
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.24 15:17
KF-21が第6世代戦闘機にまで進化するにはまだ解決すべき難題が多い。第6世代戦闘機の核心武器のレーザー砲を搭載するにはレーザー砲の小型化も問題だが、レーザー砲にエネルギーを供給するエンジンパワーも高めなければならない。また、サイバー攻撃能力とマッハ5水準の飛行能力も難しい技術課題だ。こうした困難のため米国は2040年前後に、中国とロシアは2040年代後半に第6世代戦闘機を開発すると予想される。
KAIの最大関心事はKF-21の海外販売だ。現在、KF-21は120機の生産に8兆5000億ウォン(約8110億円)の予算が組まれている。1機あたり約700億ウォン(6000万ドル)だ。仏ラファールとユーロファイターのタイフーンなど競争機種があるが、これらは30年前に開発された戦闘機であり、戦闘機の任務コンピューターやレーダーなど主要装置が1世代前のシステムだ。
しかしロシアと中国は戦闘機を安く製作して国際社会に販売しているため負担となる。さらにKAIと共同開発するインドネシアが中途放棄の動きを見せ、最近また参加した。