<韓国国産戦闘機KF-21>北東アジア最強の潜在力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.24 15:13
KF-21は最近開発された最新の戦闘機で、北東アジア最強戦闘機の潜在力を持つ。外形は世界最強ステルス戦闘機F-22と似ている。韓国空軍はステルス戦闘機として米ロッキードマーティンのF-35Aを導入しただけに、KF-21は近いうちに淘汰されるF-4とF-5系列の戦闘機、さらにはF-16機種と交代する見通しだ。13日に発生した老朽KF-5E制空号戦闘機墜落事故のような不幸な事件も大きく減るとみられる。
KF-21には国内で開発した最先端AESA(能動型電子走査アレイ)レーダーとEOTOP(光学追跡装置)、IRST(赤外線追跡装置)、EW Suit(統合電子戦装置)システムなどを搭載する。戦闘機の目に該当するAESAレーダーは中国製やロシア製より性能が優れているという。国防科学研究所(ADD)が開発し、ハンファが生産した。
このAESAレーダーのおかげでKF-21は北朝鮮の戦闘機はもちろん、中国およびロシアの戦闘機よりも先に敵を把握して先にミサイルを発射することができる。KAI関係者は「KF-21のAESAレーダーには公開できない点が多い」とも話した。AESAレーダーは今年2月からボーイング737に搭載され、西海(ソヘ、黄海)上でテストをし、来年からはKF-21でもAESAレーダーの性能をテストする。