<北京五輪>「事故で心停止になっても近づくな」…結局クローズドループ作った中国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.24 10:07
来月4日に開幕する北京冬季五輪は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため「クローズドループ」システムで行われる。五輪と関係したすべての場所、交通、人材などを外部と完全に遮断するということだ。選手や取材陣など大会参加者1万3000人は最大190キロメートル離れた3カ所の大会区域を行き来するが、果たしてクローズドループはどのように運営されるのか。CNNが22日にクローズドループシステムを詳しく紹介した。
◇交通事故でも接触禁止
選手と取材陣はチャーター機に乗り北京空港に到着すると防護服を着た関係者に新型コロナウイルス検査を受ける。この時からクローズドループが始まる。検査後は警察が護送する指定されたバスに乗り選手村あるいはホテルに移動する。主要なクローズドループは北京、延慶、張家口の3区域の競技場、国際放送センターとメインプレスセンター、選手村、取材陣と関係者の宿舎である約70カ所のホテルなどだ。米国公営ラジオNPRは「クローズドループにカフェや美容室のような便宜施設も含まれた」と伝えた。