福島第1原発の凍土壁の冷媒4トンが漏えい…パイプ損傷の可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.24 08:21
廃炉作業が進められている福島第一原発で放射能汚染の水発生を減らす役割を果たしている「凍土壁」から冷媒が漏えいした。
23日、NHK放送によると、東京電力は今月16日に福島第一原発の建屋の周りの地盤を凍らせるために使う冷媒「塩化カルシウム水溶液」を保管しているタンク4基中2基の水位が下がったため凍土壁の周辺を調べたところ冷媒の漏えいを確認した。東京電力は地下に埋設して凍土壁を形成するパイプの一部が損傷したとみて、該当部位の特定を急いでいる。
東京電力は保管タンクの水位変化を根拠に約4トンの冷媒が漏えいしたと推算している。