国際原油価格、7年ぶり最高に…インフレ圧力の再点火
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.20 11:54
国際原油価格が揺らいでいる。今年1バレル当たり100ドル(約1万1500円)を超える可能性があるという見通しも出ている。イエメン反乱軍のアラブ首長国連邦(UAE)石油施設攻撃とウクライナをめぐる葛藤など地政学的なリスクが高まっているからだ。原油価格の上昇とともにインフレーションへの圧力もより大きくなり、経済全般に再び暗雲が立ち込めている。
18日(現地時間)、米国ニューヨーク商品取引所でテキサス州中西部産原油(WTI)の先物価格は前日より1.9%上がった1バレル当たり85.43ドルで取り引きを終えた。北海産ブレント原油の先物価格も前日より1.2%上がった1バレル当たり87.51ドルとなった。WTIとブレント原油いずれも米国のシェールオイルの登場で原油価格の下落が本格化した2014年10月以来7年3カ月ぶりに最も高い価格を記録した。