文大統領、「フーシ派テロ」知りつつ行ったのか…韓国大統領府「出国前に中東情勢を共有」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.19 13:49
文在寅(ムン・ジェイン)大統領がイエメンの武装組織「フーシ派」のテロの可能性など、中東地域の情勢不安を事前に認知しながらも、歴訪を強行したことが分かった。
朴洙賢(パク・スヒョン)青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)国民疎通首席は19日、ラジオ番組のインタビューで「文大統領は出国前にこのような(不安な情勢の)状況を共有していた」とし「シェイク・ムハンマド・ビン・ザイード・アール・ナヒヤーン・アブダビ皇太子との25分間の電話会談も、もし会談に出席できなければ電話で会談するとして調整したもの」と述べた。
文大統領の出国直前に首脳会談を中止したアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド皇太子は17日、文大統領との電話会談でフーシ派の空爆について「予想していたこと」と述べた。「状況を共有した」という朴首席の説明によると、青瓦台も歴訪期間中にテロが発生する可能性があることを事前に把握していた可能性がある。