米専門家「極超音速の脅威は速度でなく変則飛行…東海側に発射して釜山打撃も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.18 15:20
北朝鮮の極超音速ミサイルについて「予測不可能な軌道で飛行し、迎撃がほぼ不可能」という米国専門家の分析があった。ミドルベリー国際学研究所のジェフリー・ルイス東アジア不拡散プログラム所長は18日に報道されたボイス・オブ・アメリカ(VOA)のインタビューで、こうした見方を示した。
ルイス所長は北朝鮮が5日と11日に発射した極超音速ミサイルについて「すべてのミサイルが極超音速を出す。現在の話は(速度よりも)滑るように飛ぶ滑空体(glider)についてのこと」とし「北朝鮮が試験発射したのは機動再突入体(maneuvering reentry vehicle=MARV)と呼ばれる若干の滑空と方向転換など簡単な機動ができるミサイル」と評価した。試験発射の結果については「MARVはまともに作動したとみられ、すでに安定したシステム」と述べた。