「コロナ飲み薬」投薬第1号患者「2日後に症状消えた」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.18 07:36
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の飲み薬「パクスロビド」の初めての服用患者が2日も経たないうちに症状が消えたことが分かった。
パクスロビド使用韓国第1号患者は大田(テジョン)広域市東区に住むチェさん(74)だ。在宅治療患者であるチェさんは大田韓国病院で処方されたファイザーのパクスロビドを14日午後8時に初めて服用した。当時、疲労・せき・痰のほか、時々胸がちくちく痛む症状があった。チェさんは17日、中央日報の電話取材に対して「服薬から2日も経たない16日昼から良くなり始め、今日(17日)すべての症状が消えた。新型コロナに感染する以前の正常状態に戻った」と話した。
チェさんは14日の服用1回目を控えて副作用が心配だった。韓国で誰も服用したことがない薬だという話を聞いていたからだ。チェさんは「国内の患者の副作用が知られている場合、こちらでもそれに備えることができるが、初めてなので心配が先立った」とし「大田韓国病院のイ・スンリム院長が服薬直後、『インフルエンザにかかったらタミフルを服用するのと同じこと』と言って安心させてくれた」と話した。