韓国、接種率80%の反転…重篤者の半数が2次接種完了者だった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.17 09:23
韓国では、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン接種率80%を達成した先月1日以降、1カ月間で新規重篤患者の2人に1人はワクチン接種を2回目まで終えていたことが明らかになった。同じ期間、ブースターショット(3次接種)まで打っても重篤化した人は合計23人いた。野党圏からは「政府がより精密に科学的防疫体系を用意しなければならない」という声が出ている。
16日、韓国疾病管理庁が野党「国民の力」許垠娥(ホ・ウナ)議員に提出した統計「コロナ重篤予防接種力および発生現況」によると、昨年12月31日基準で全国の累積コロナの重篤患者は合計1万1916人だった。このうち2次ワクチン接種まで完了した人は2385人、3次ブースターショットまで打った人は23人だった。疾病庁は統計を作成してワクチン2・3次接種完了者を「ワクチン接種者」に、接種の履歴がない場合や1次接種だけを終えている場合にはワクチン「未接種群」に分類した。