【社説】挑発する北朝鮮と目を閉じる韓国、どちらも問題だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.17 07:36
北朝鮮が新年に入って半月の間にミサイルで三度も挑発した。5日と11日にそれぞれマッハ5とマッハ10の極超音速ミサイルを発射したことに続き、14日には平安北道(ピョンアンブクド)義州(イジュ)基地の列車から短距離弾道ミサイル(KN-23)を2発撃ったうえにその打撃場面まで公開した。どれも韓国と米国の迎撃網を無力化させるという点で我々の安全保障に深刻な脅威だ。
新年早々の北朝鮮の相次ぐ挑発に、国際社会は慌ただしく動いた。米国・英国など6カ国が10日(現地時間)に糾弾声明を出したほか、その2日後には米国は独自制裁とともに安保理次元の追加制裁まで要求する「両輪制裁」カードで強力なメッセージを出した。