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「オミクロン株が過ぎればコロナはインフルエンザ水準」 ビル・ゲイツ氏が希望的予測

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.13 16:08
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新型コロナウイルスのオミクロン株が世界に広がる中、オミクロン株の流行が過ぎれば新型コロナの危険性が季節性インフルエンザ水準に落ちるだろうと、マイクロソフト(MS)共同創業者のビル・ゲイツ氏が予測した。

12日(現地時間)のCNBCによると、ゲイツ氏は前日、エディンバラ大学グローバル公衆保健学科のデビー・シュリダール教授とツイッターで質疑応答をした。ゲイツ氏はMSの経営から手を引いた後、ビル&メリンダ・ゲイツ財団を通して医療、福祉、新型コロナワクチン開発など慈善事業に取り組んでいる。

 
シュリダール教授はゲイツ氏に「パンデミックがいつ、どのように終わるか」「オミクロン株は他の変異株と共に流行することもあるのか」「今年も危険な変異株が現れるのか」などと尋ねた。

これに対しゲイツ氏は「オミクロン株が一国に広がって通過すれば、今年の残りの期間ははるかに少ない感染者数となり、新型コロナは季節性インフルエンザのように扱われる可能性がある」と予測した。

放送は、オミクロン株は危険だが、拡大は速いため多くの人が自然免疫を備えることになり、これによってパンデミックがそれほど深刻でないエンデミック(特定地域で発生する感染状況)段階に変わるかもしれないという専門家の見解も伝えた。

エンデミックとは集団免疫を通して疾患をある程度管理できる状況を意味する。ゲイツ氏は「エンデミックシナリオ」について「オミクロン株は多くの免疫を形成するだろう。少なくともこの1年はそうだ」としながらも「(エンデミックになれば)我々はしばらくは毎年、新型コロナワクチンを接種することになるかもしれない」と述べた。

しかしエンデミックまではオミクロン株の強力な伝播力のために全世界の医療体系が挑戦を受けるはずで、ワクチン未接種者の場合は深刻な新型コロナ症状があるかもしれないと話した。また「オミクロン株よりさらに伝染性が強力な変異株が現れる可能性は低い」としながらも「しかし我々はこのパンデミックの間、多くのことに驚かされてきた」とし、可能性を排除しなかった。

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