米シンクタンク「北朝鮮、下半期ICBM・核実験の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.13 14:36
北朝鮮が今年下半期に大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射や核実験によって韓半島(朝鮮半島)の緊張を高める可能性があるという米国研究機関の予測が発表された。
12日(現地時間)、ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米国のシンクタンク・ウッドローウィルソンセンターが前日発表した報告書「2022年に何を見るか」(On the Horizon:What to Watch in 2022)で「北朝鮮が今年下半期に『火星(ファソン)16』のようなICBM試験発射や核実験を敢行し、韓半島の緊張を高める可能性がある」との見方を示した。
ウィルソンセンターは報告書で、2019年のハノイでの第2回首脳会談が物別れに終わった後、膠着の局面を迎えた米朝交渉と、3月の韓国大統領選挙の結果を北朝鮮の選択に影響を与える要因として挙げた。また、寧辺(ヨンビョン)の核施設廃棄と対北朝鮮制裁緩和を交換条件とする交渉は、バイデン米政権でも受け入れられず、韓国大統領選挙で保守野党側の候補者が当選した場合、北朝鮮に対立的な政策を取る可能性が高いと予想した。