【コラム】終わらないコロナ戦争…日本の緩和戦略、韓国の退治戦略(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.13 11:34
日本のコロナ禍はジェットコースターだ。昨年8月に1万8000人まで増えた1日の感染者数は11月に入り150人水準まで急減すると最近では6000~8000人水準に再び増えた。すると韓国メディアで「J防疫が揺らぐ」のような記事が登場した。しかし速断するには早い。感染者数は急増したが、死亡者はまだ1日1~2人水準であるほど安定傾向を継続している。
事実、防疫成績だけ見ればK防疫とJ防疫のどちらが優秀なのかの比較は意味がなさそうだ。現在まで人口100万人当たり感染者数は韓国が1万3000人、日本が1万4000人水準だ。致死率は韓国が0.9%、日本が1.0%だ。韓国が少しましだが、大きく見れば大して変わらない。日本は第6波に入ったようだが、韓国も近くオミクロン株が広がればどうなるかわからない。確実なのは主要産業国と比較すると両国とも善戦したという事実だ。