「窓も揺れて爆弾落ちたかと…」 修羅場と化した戦闘機墜落現場=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.12 08:26
「『ドーン』という爆発音が聞こえたので『誰かの家でガスが爆発したのか』と思いました。ところがテポン山から黒煙が上がってきたんです」
京畿道華城市正南面官項1里(キョンギド・ファソンシ・チョンナムミョン・クァンハンイルリ)の里長チャン・ジュウンさん(65)は11日、中央日報の電話取材に対して空軍第10戦闘飛行団所属F-5E戦闘機の墜落当時の状況をこのように説明した。
官項1里は150世帯が集まって暮らす小さな村だ。前日は雪が降って住民の相当数が家にいたという。昼食を食べてほっと一息ついていた住民たちはこの日午後1時45分ごろ、戦闘機の墜落による轟音に驚いて家の外に飛び出した。ある住民は「『ドン、ドン』という爆発音にあわせて窓がガタガタ揺れ、爆弾が落ちたかと思った」と話した。