韓国空軍の戦闘機「F-5E」また墜落、操縦士殉職…「命がけで乗らなくてはならない機種」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.12 07:56
1970年代に開発された韓国空軍の老朽機種である戦闘機「F-5E」が墜落し、操縦士が死亡する事故がまた発生した。
空軍によると、11日午後1時44分ごろ、水原(スウォン)基地を離陸して上昇していた第10戦闘飛行団所属の戦闘機「F-5E」1機が急降下して墜落した。戦闘機は基地から西に約6キロ離れた京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)の山に墜落し、操縦していたシム大尉は緊急脱出ができず殉職した。
空軍関係者は「離陸後上昇した航空機の左右エンジン火災警告などが点灯した後、航空機機首が急降下した」とし「シム大尉は『緊急脱出(eject)』を2回コールしたが脱出できなかった」と明らかにした。