退社した元職場に「核爆弾」…元特許役員の訴訟攻撃にサムスン衝撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.10 09:07
サムスン電子が元知的財産権(IP)担当役員からスマートフォンの音声認識技術関連で訴訟を起こされた。
9日の業界によると、アン・スンホ元サムスン電子IPセンター長(副社長)はこのほど米テキサス東部地裁にサムスン電子とサムスン電子アメリカが10件の特許を故意に侵害したと主張し損害賠償請求訴訟を提起した。昨年6月に設立した特許法人シナジーIPを通じてだ。
アン元副社長はエンジニア出身の米国特許弁護士で、1997年からサムスン電子の特許業務を担当してきた。2010年にIPセンター長となり、2019年の退任まで全社のIP業務を率いた。2011年にアップルを相手取り訴訟戦を行う時も彼が陣頭指揮し、グーグルとのクロスライセンス契約も主導した。