北朝鮮、山中の洞窟基地に戦闘機隠す…地下滑走路も運用
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.10 08:22
北朝鮮の戦闘機は山に向かう。衛星写真(グーグルアース)が見せる北朝鮮の姿だ。これによると、北朝鮮の空軍基地は山の中に建設されたり、滑走路の誘導路を通じて山の中につながる。例外は平壌(ピョンヤン)近隣の順安(スンナン)飛行場と元山(ウォンサン)の海辺にある葛麻(カルマ)飛行場ほどだ。北朝鮮が中国との貿易を対応して防疫施設を設置している平安北道義州(ウィジュ)飛行場も誘導路で山につながる。
黄海南道の苔灘(テタン)基地の場合、山の間に東西に滑走路が設置されていて、滑走路の周辺の山の両側に航空機の出入口がある。北朝鮮が意図的に山の中に飛行場を建設したことが分かる。交通専門家のアン・ビョンミン韓半島平和協力院長は「航空機は離着陸時に風の影響を大きく受けるうえ、万が一の状況に対応するためにほとんどは広い場所に空港を建設するのが一般的」とし「空港の周辺に山がある場合、突風が発生し、安全に深刻な脅威になることもある」と話した。