韓国大企業副会長の「滅共」投稿めぐる議論、政界に広がる…野党有力者ら「投稿リレー」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.10 08:24
新世界グループ鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)副会長のSNS上の発言で始まった「滅共」をめぐる議論が政界に広がった。野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領候補は8日、インスタグラムに新世界イーマート梨水(イス)店を訪れ買い物をする写真を上げ、#卵#ネギ#煮干し#豆というハッシュタグを付けた。これに先立ち鄭副会長がインスタグラムに「滅共」というハッシュタグを付け投稿したことに対しチョ・グク元法務部長官が「ほとんど尹錫悦水準」と批判した翌日だった。
鄭副会長は5日、二日酔い解消剤の写真に「最後まで生き残るだろう」というコメントとともに「滅共」というハッシュタグを付けインスタグラムに投稿した。鄭副会長の投稿はインスタグラムから「暴力と扇動に関するガイドライン違反」という理由で突然削除され議論が起きると後に復旧した。鄭副会長は6日には習近平中国国家主席の写真が添えられた記事のキャプチャー画面を上げ「滅共」「勝共統一」などのハッシュタグを付けた。